パートやアルバイトとして勤務している場合、銀行や消費者金融を使おうと思っても、「はたして自分はお金を借りることができるのだろうか?」と申し込みを迷うこともあるのではないでしょうか。ここではパートやアルバイト、派遣バイトや日雇いなどの方が実際にお金を借りられるのか、在籍確認はいったいどうなるのか、その実態をまとめます。

アルバイト・パートでもお金を借りることができる

借入条件を確認すると、銀行の場合は年収や勤続年数に制限があるケースもありますが、消費者金融や銀行カードローンの場合は「安定した収入がある方」というような文言が記載されていることが分かります。

安定した収入は必ずしも正社員というわけではなく、毎月一定の収入が期待できるという意味になり、パートやアルバイトも含まれます。実際には「アルバイトだから」等という理由だけで断られることはありません。

なぜアルバイトでもお金を借りられるのか

お金を借りることができるのは正社員だけではありません。多様な働き方がある現代では、条件も見直しがされています。なぜアルバイトでもカードローンを使えるのか、その理由を紹介します。

雇用形態よりも返済能力が重要

実際の審査では、雇用形態よりも返済能力を重視する傾向があります。「きちんと返せる収入が毎月ある」ということであれば、正社員に限定する必要がないのです。
確かに、アルバイトやパートなどの非正規雇用の方は、正規雇用に比べると年収が低くなる傾向があります。しかも、もし企業の経営が悪化した時にはリストラに遭う可能性が正社員よりも高いでしょう。

しかし長い期間同じアルバイトをしており、ずっと一定の収入を得ていることが確認できる場合はどうでしょうか。「安定した収入がある」とみなされ、返済能力があると判断されます。

アルバイトの人口が増えているため

アルバイトの人数は増え続けており、厚生労働省のデータによると非正規雇用の人数は平成元年に比べると2倍以上、平成16年以降は毎年緩やかに増加傾向にあります。一方、正社員の人数はここ10年間3300万人前後でほぼ横ばいをキープしています。

金融機関は融資をすることによって利益を得ていますが、正社員のみを対象にしていると顧客の増加が見込めません。近年は金利が高めのカードローンを用意し、アルバイトやパートにも融資を行う金融機関が増えています。

貸付は年収の3分の1までという決まりがある

現在の法律では「年収が○円以下の人には貸し付けをしてはいけない」という決まりはありません。その代わり「総量規制」によって貸付総額が規定されています。

総量規制は消費者金融からの借入残高の合計を年収の3分の1にまで制限する規制のことです。貸金業法の改正に伴い2010年に施行されました。年収が低かったとしても、その3分の1までなら貸付が受けられることになります。(※実際は金融機関によって所定の審査があります)

融資を受けられるのはいくら?パターン別紹介

一般的にアルバイトやパートの方がカードローンの申込をすると、限度額が10万円~30万円、多くても50万円までになると言われていますが、全員がこれに当てはまるわけではありません。

総量規制がありますので年収の3分の1を超える金額は借りられません。では実際どれくらいの数字になるのか、具体例を紹介します。

学生バイトの場合

学生でも、安定した収入があり20歳以上であればお金を借りることができます。(金融機関によっては学生の申込を受付していない場合もあります。)

学生の場合は学業がありますので、週に2日~3日バイトをしている方が多いようです。タウンワークが2016年に大学生を対象に行った調査によると、一週間あたりのバイトのシフトの平均は2.7日、時間は一日あたり平均4.6時間です。

一ヶ月を4週、時給を1000円と計算し計算を行うと、
時給1000円×4.6時間×2.7日×4週=49,680円
年収は49,680×12ヶ月=596,160

年収はおよそ60万円となり、総量規制に当てはめると20万円近くまでは借り入れができる計算になります。

日雇いの場合

日雇いバイトは都合の良いときに働けることが特徴ですが、いつでも仕事が見つかるとは限りません。たくさん働きたいと思っても、実際はそれほどの日数は勤務できないのが実態のようです。

2011年にリクルートが実施した「日雇い短期派遣の就労実態調査」によると、日雇い・短期派遣から得られる平均収入は、日雇い専業でも一ヶ月8.2万円というデータが出ています。年収に換算すると、

8.2×12ヶ月=98.4万円
年収はおよそ100万円となり、総量規制に当てはめると30万円以上は借りられる計算になります。

しかし日雇いは長期間働いているフリーターに比べると収入が変動しやすい特徴があります。審査では不利になるため、申込の際は登録している派遣元の会社を伝えるなどの工夫が必要です。

短期バイトの場合

イベントスタッフや年末年始の郵便・宅配便配達など、短期バイトの種類は様々です。短期バイトの給与は時給制のところもありますが、日給で1万円前後が相場と言われます。

一ヶ月に10日ほどしか短期バイトができなかった場合でも、
日給10,000円×10日×12ヶ月=年収120万円

年収の3分の1にあてはまる金額は40万円になります。しかし日雇い同様に収入が変動しやすく、雇用が不安定ですので、審査には通りにくい傾向があります。

フリーターの場合

フリーターは正社員に近い収入を得ている方も少なくありません。実際、時給1000円で正社員と似たような勤務時間(一日8時間、一ヶ月に20日勤務)で働いた場合の年収は以下のようになります。

時給1000円×一日8時間×20日=160,000円
年収は16万円×12=192万円

年収が200万円近くになると年収の3分の1は50万円を超えますが、実際に借りることができる金額は勤続年数や雇用形態などを考慮した上で算出されます。

フリーターが申込をした場合の審査基準は?

実際にカードローンを利用するためには、審査に通過する必要があります。フリーターが申し込みをした時、どんな点がチェックされるのでしょうか?最も重要な審査基準を3つ紹介します。

勤続年数

審査の際は勤続年数が非常に重要視されます。勤続年数が少ないと審査に通りにくくなる場合があります。フリーターは正社員に比べると簡単に辞めることができ、リストラにも遭いやすいためです。

しかし長期間働いているフリーターは職場でも重宝される傾向にあり、収入が安定している傾向があります。勤務年数が長い場合は審査に通る可能性も上がります。最低でも半年は同じバイト先で働いていることが求められます。転勤を繰り返したとしても、年単位で同じ会社に属していれば非常に有利です。

個人信用情報機関の情報

個人信用情報は、フリーターが審査を受ける上での大きな材料となります。

勤務先はどうなっているか

信用情報機関には勤務先情報も掲載されます。申込時に申告した勤務先が信用情報機関に登録されているものと違っていた場合、勤続年数について詳しく確認をされるかもしれません。

借入金額や件数

総量規制は消費者金融からの借入を合算したものが対象になりますので、他社からの借入金額は融資可能額に大きな影響を与えます。また、利用している会社数が多いと融資を受けられません。すでに年収の1/3近くお金を借りている場合はもちろん、4社以上と契約している場合も審査は不利になります。

他社の返済状況はどうか

他社で延滞なく返済をしていた場合、それが信用できる材料となって審査によい影響を与える場合があります。逆に、他社の返済で事故を起こしていれば当然問題視されます。最近多いのが、スマホ代を延滞したことによる審査落ちです。スマホは本体代金を分割払いで購入しているため、支払いが滞るとブラックリストに載ることになります。

収入の安定性

日雇いや短期バイトは好きな時に仕事に就けるとは限りませんので、月収に変動があります。そのため何ヶ月も継続して勤務をしているアルバイトやパートに比べると審査が厳しいのが現状です。

フリーターでも在籍確認の電話はかかってくる?

職場に電話をかけ、実際にその人が勤務をしているか確認をするのが在籍確認です。フリーターでも在籍確認の電話は行われます。

電話から借金はバレない

職場に電話をかける際は社員の個人名で電話をかけます。消費者金融会社は職場に借入が知られないよう細心の注意を払っていますので、絶対に会社名は名乗りませんし、借金を匂わせることも言いません。

「電話があったけど誰?」と言われたら?

在籍確認の電話に他の人が出た場合、「○○という人から電話があった」と言われるかもしれません。その時に使えそうな言い訳を紹介します。

1.クレジットカード会社の在籍確認と言う

クレジットカードを作る際にも在籍確認をされることがあります。クレジットカードは複数枚所持している人も少なくありません。クレジットカードの審査で職場に電話をすると言われた」と伝えれば自然ではないでしょうか。

2.名刺ケースを落としたと言う

普段名刺を使っている場合に使えるのがこちら。実際に名刺が何枚も入った名刺ケースを拾った場合、持ち主に伝えるためにその会社に連絡をしようと考える方もいるでしょう。

3.保険の契約をしたと言う

保険の契約でも、勤務先に連絡が入る場合があります。

4.ローンを組んだ(自動車など)と言う

大きな買い物をする際にはローンを組むことが当たり前のようになっています。ローンも消費者金融同様に審査がありますので、在籍確認が行われることがあります。

自動車ローンの場合は家族が乗る車でもローンの契約ができます。自分名義で家族の乗る車を買ったことにすれば、何を買ったのかと深入りされずに済みます。

派遣バイトの場合の在籍確認はどうなる?

原則として、派遣バイトでも在籍確認は行います。派遣の場合の在籍確認のデメリットをきちんと知っておきましょう。

派遣先で在籍確認を行う上での注意

実際に勤務に行くのは派遣先ですが、派遣先の電話番号を職場として申告すると以下のようなトラブルが考えられます。

派遣先が変わってしまう

急に違う派遣先に行くことになった場合、在籍の確認ができなくなります。

派遣先の社員が派遣社員を把握できていない

人員が多い会社の場合、勤務日数が短い派遣バイトのことを把握できていない社員もいます。電話に出た社員が派遣バイトを知らなかった場合は在籍確認ができません。

派遣元への電話で考えられるトラブルは

登録している派遣会社の番号を申告した場合のトラブルもあります。近年は「個人情報のため社員のことは教えられない」と答える派遣会社も増えており、電話による在籍確認ができなくなっています。

しかし、在籍確認を行うのは消費者金融だけではありません。銀行でローンを組む時やクレジットカードを作る時も在籍確認の電話があります。前述で紹介をした言い訳を使い、「在籍確認に協力してほしい」という旨を伝えてみるのもよいでしょう。

日雇いや短期バイトは派遣元へ電話をしてもらおう

派遣先と派遣元、どちらに電話をするかは金融機関や状況によって異なります。「ここに電話をかけてほしい」「こちらにはかけないでほしい」という要望があればあらかじめ伝えましょう。理由があれば金融機関も対応してくれるはずです。

日雇いや短期バイトなどは派遣先での在籍確認は難しいです。派遣元で在籍確認をしてもらい、定期的に仕事を行っているということをアピールしましょう。

バイトでも在籍確認なしでお金を借りる方法

職場に電話がかかってくるのはやめてほしいと思う人が多いのは事実です。どうしても在籍確認ができない場合は、まずその理由を話しましょう。理由もなく「電話はしないでほしい」だけでは不審に思われる恐れがあります。

在籍確認なしの会社から借りる

大手の消費者金融は申込人数が多いため、在籍確認ができないときの対応もスムーズです。

プロミスなどではどうしても在籍確認ができないときは社員証や在籍証明書、社会保険証や給与明細などを提出すれば在籍確認を免除してくれる場合があります。

また、モビットのweb完結申込は電話連絡がありません。三井住友、三菱UFJ、ゆうちょ銀行のいずれかの口座を持っており、社会保険証か組合保険証を使っていることが条件となります。

バイトが決まってからすぐにお金を借りられる?

仕事をしていないとお金を借りることはできません。しかし「仕事が決まったからお金を借りよう」と思っても実際はうまくいかないことが現状です。アルバイト・パートの場合は勤続年数が非常に重要視されます。正社員と比べて仕事を辞めやすいためです。

家族と同居していると有利

アルバイトを始めたばかりでも、一人暮らしよりも家族と同居しているほうが審査に通る可能性が上がると言われています。これは家賃の支払いがないため、自由に使えるお金が多いと考慮されるからです。

まずは小口で申込をしてみる

仕事を始めて間もないけれどどうしてもお金を借りたい場合、少ない金額で申込をしてみましょう。小口の融資なら審査に通るかもしれません。数ヶ月~数年間返済をしていれば限度額が上がる可能性もあります。まずは10万円程度で申し込みをしてみることをおすすめします。

どうしても駄目なら友達や家族から借りよう

アルバイトを始めたばかりだったり、収入が不安定等の理由でどうしても金融機関から借りられない場合は友達や家族からの借金も検討しましょう。

お金を借りるときの理由は?

借金をする際、ギャンブルや買い物のしすぎでお金がないと伝えると、自業自得だと思われお金を貸してもらえないかもしれません。借金には「仕方がない」と思わせるような理由が必要になります。いくつか例を紹介します。

結婚式やお葬式が重なった

結婚式は一回出席するだけでも数万円以上のお金がかかります。一ヶ月に複数回冠婚葬祭があればかなり大きな出費になりますね。仕方がない理由であればお金を貸してくれる人も多いでしょう。

家の修理

水周りのトラブルや雨漏りなど、できるだけ早めに修理しなくてはいけない事柄を挙げるとよいでしょう。緊急性が高い理由であれば通りやすいはずです。

治療費

自分や家族のケガや病気の治療費などを理由にするのもよいでしょう。しばらくしたら全快したことを伝え、心配をかけないようにしましょう。

財布の紛失

財布を失くすとクレジットカードやキャッシュカードも一緒に無くなるため、金銭的にかなり困窮した状況になります。理由としては効果的でしょう。

しかし、これらの理由を使う際は嘘がないようにしましょう。友達や親がお金を貸してくれるというのは、理由に同情の余地があるからです。嘘の理由でお金を借りて、それでギャンブルなどに使ったことがバレたら関係が悪化するのは確実でしょう。

絶対に闇金には手を出さない

友達や家族に「お金を借りたい」と言えないという理由でヤミ金に手を出してはいけません。闇金は法律を守らない業者です。家や職場に電話をしたり押しかけたりしますので、家族や友達・職場に借入が知られ迷惑がかかります。

お金を借りたら借用書を作っておく

個人間でのお金の貸借はトラブルの火種になりやすいです。それを防ぐためにも、友達からお金を借りる際は借用書などを作り、書面で証拠を残しておきましょう。

バイトがお金を借りる方法まとめ

  1. 消費者金融や銀行カードローンはアルバイトでもOK
  2. 雇用形態に関係なく在籍確認がある
  3. 勤続年数が短いと審査に通らない恐れがある

アルバイトやパートでも消費者金融や銀行のカードローンの審査を受けることができます。勤務形態に関係なく在籍確認の電話は行いますが、やむを得ない場合は免除になる場合もあります。申込の際に金融機関に相談をしてみるとよいでしょう。

雇用形態によっては審査に通らないケースもあります。そのような場合は身近な人に借りるという選択肢も視野に入れましょう。

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